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次世代型鉄オモリ「WEIRON」3つの特徴と開発ストーリーを語ります。

次世代型鉄オモリ「WEIRON」3つの特徴と開発ストーリーを語ります。

2023/12/17 公開

どうも!釣りYouTuberのヨネスケと申します。

先日、ついに満を辞して次世代型鉄オモリの「WEIRON」を発表しました。ブッコミ釣り愛好家として、やっと出せた!という気持ちです。

 

 

簡単に特徴を3つ述べると、

 

①鉄オモリのため鉛と比べ環境負荷が小さい

②従来の鉄オモリのように高額ではなく、なるべく鉛と近い価格を実現

③赤錆が簡単に浮き出ない特殊コーティングを採用

 

 

少しでも環境配慮を意識して、皆さんに使っていただきやすい価格・仕様に設定しました。

今回はなぜWEIRONを開発したのか?開発ストーリーを中心にお話していきたいと思います。

 

次世代型鉄オモリ「WEIRON」の開発背景

①鉛オモリの使用に罪悪感を抱いていた

 

突撃!ヨネスケの釣り旅ch」はおかげさまで登録者30万人を突破し、100万〜200万再生の動画も数本あるなど、ガチ系釣りチャンネルの中では比較的ご支持をいただいているのかな?と思います。

当チャンネル一番の人気コンテンツは間違いなくぶっ込み釣りで、特にクエ釣りや南方の打ち込み釣りが人気です。

自分自身、ぶっ込み釣りが全ての釣りで最も好きですが、唯一"根掛かりが多い"という点だけが気になっていました。

 

オモリを着底させてアタリを待つ以上、根掛かりは避けられませんが、地形や潮流の早いエリアでは一日数回根掛かりが発生します。

ただでさえ地球環境に悪いうえ、従来のオモリは大半が毒性の強い鉛。一釣り人としてはもちろん、YouTuberとしてこの現状をこのまま放っておくわけにはいきませんでした。

せめて毒性の強い鉛から、環境負荷の小さい鉄オモリに変えたい。それでいて、ただ環境へのアピールで自分だけが使っていても意味がない。

 

次世代型鉄オモリ「WEIRON」開発への出発点は、そんな罪悪感から全て始まっています。

 

②従来の鉄オモリに不満が多かった

種類は限られるものの、従来から鉄オモリ自体は存在していました。自身も個人の方が制作されている鉄オモリを一時使っていました。

ただ、これまで多くの方に普及したことは残念ながらありませんでした。それには以下3つの問題があったように思います。

 

1.価格が高い

2.種類が少ない、在庫量が少ない

3.すぐ赤錆が浮き出て他の道具に付着する

 

これら全ての問題を解決したのが、次世代型鉄オモリ「WEIRON」です。

 

1.価格が高い

まず第一に、鉄オモリは価格が非常に高いという問題がありました。原材料費、人件費など様々なコストが嵩んだのが理由だと思います。

環境意識の高い方や我々メディア側の人間はそれでも使いますが、一般ユーザーの方は消耗品であるオモリに、そこまでコストをかけられないと思います。

いくら鉛は毒性が強い、鉄オモリがいいと声高に叫んだところで、一般ユーザーの方に浸透しないことには何も問題は解決しません。

 

WEIRONではなるべく多くの皆さんに使っていただけるよう、原価を抑えて製造したうえで、企業努力で利益率も極力削って販売しています。

価格と鉛オモリと極力近づけることで、これまで鉄オモリにあまり興味がなかった方にも買っていただけることを目標としています。

最終的には単純にオモリとして優秀で、 環境問題にあまり関心がない方にも買っていただけたらゴールだと考え、今後も改良を続けてまいります。

 

2.種類が少ない、在庫量が少ない

 

従来の鉄オモリは、おそらく単価が高いという問題が理由で利益率の高い高重量の船用オモリが大半でした。

100号以上のラインナップはそれなりに存在していましたが、ショアで使用できる50号以下のオモリはほとんどありませんでした。

また個人制作の鉄オモリはショア用も販売されていましたが、手作りゆえに供給量が少なく、まとまった個数を買えない・欲しい重量がない問題も。

 

WEIRONはこれらの問題を解決するため、自身もよくショアで使う重量を中心にラインナップ。

また初回生産こそ少ないものの、ある程度の需要にも応えられる製造体制も整えております。

現在は20号・30号・40号・50号の4種類ですが、人気次第でさらにラインナップの拡充を考えています。

 

3.すぐ赤錆が浮き出て他の道具に付着する

▲海水で数回使用後のWEIRON。光沢感はなくなりますが、赤錆は発生していません。

 

鉄オモリである以上、必ず錆は発生します。ただ防錆加工されていない鉄オモリの場合、陸上で保管するだけでも赤錆が発生します。

この赤錆が非常にやっかいで、取り扱いにかなり気を遣ううえ、他の道具に付着しまくるので保管場所も別途考える必要があります。

WEIRONは表面に特殊なコーティングを使用しており、簡単には赤錆が浮き出ない仕様になっています。

 

あくまで鉄で最終的には錆びるため、鉛と全く同等の使用感というわけではありませんが、それに近い感覚で使っていただくことができます。

代わりに白錆が浮いてきますが、赤錆と比べると粉を拭きづらいため、それほど保管に気を遣う必要がありません。

※表面上のコーティングは毒性試験も行い、無害であることを確認しています。

 

③少しでも釣り業界の問題に風穴を開けたかった

立ち入り禁止場所の増加、ポイ捨て問題・・・釣り業界には様々な課題が存在しますが、その一つに"根掛かり水中ゴミ問題"があります。

その名の通り、海中で引っかかった釣りゴミのことですが、これが恐ろしいことに毎年想像をはるかに超える量が海中に投棄されています。

冒頭で話したとおり、根掛かりそのものを避けるのが一番です。ただ現実問題として、特にぶっ込み釣りでは避けられないことも多いです。 

 

それならせめて、海中ゴミを少しでも有害なものから無害なものに変えたいという想いもあってWEIRONを開発しました。

 

WEIRON(ウェイロン)の今後について

まず「突撃!ヨネスケの釣り旅ch」では、今後ラインナップにある号数に関しては、基本的に鉛オモリではなく鉄オモリのWEIRONを使用します。

少しでも皆さんに環境問題について考えてもらい、鉄オモリを世に普及させるのが目的です。

 

また現時点では1種類の形状しかありませんが、皆さんの要望に応じて様々な形状のWEIRONを開発しようと考えております。

ぶっ込み釣りだけでなく、例えばもっと軽量で銅付き仕掛けに使えるオモリ、石鯛釣り用の真空オモリなど特殊な形状も開発予定です。

他にも、従来にはなかった根掛かりが非常にしづらい形状、逆に海中で安定しやすいオモリなどの制作も考えています。

 

もしこんな号数が欲しい!こんな形状を作ってくれ!という要望がありましたら、各SNSのDMかお問い合わせ欄からご連絡ください。

未来も釣りを続けるために、次世代型鉄オモリWEIRONの普及にご協力いただけましたら幸いです。

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