【SHORE BASE】釣りメーカーを立ち上げた理由

どうも！釣りYouTuberとして活動しているヨネスケと申します。

2023年12月21日、ついに長年の夢だった釣りメーカーを立ち上げました。名前は【SHORE BASE(ショアベース)】。

小学生の頃から釣りを続けてきた自分にとって、まさか釣りYouTuberとして活動し、果ては釣りメーカーを立ち上げるなどとは想像だにしていませんでした。

なぜ釣りメーカーを立ち上げたのか？あまり自分の想いを語る機会がなかったので、深掘りして皆さんにお伝えしたいと思います。

釣りメーカーを立ち上げた理由

多少長く釣りをしている人であれば、一度はこんな釣り具あったらいいのになと脳裏に浮かぶのでは？

その延長線上で設計図に仕様を書いてみたり、人によってはオリジナルルアーやロッドを作る方もいらっしゃると思います。

自身もごく簡易的なレベルですが、中学生時代からバルサを削ってポッパーやシンペンなどのルアーを作って楽しんでいました。

日々、全国の釣り場を回りながら釣りをするなかで、自分なりに「こんな製品が欲しい」「けど市場には存在しない」というアイデアが増えてきました。

YouTubeを通して釣りの素晴らしさを発信し、全国を旅するなかで本当に欲しい製品のアイデアを集め、自ら釣具を企画・製造、自信を持って皆さんに使っていただく。

これから様々な困難はあると思いますが、こんな素晴らしい職業は他にない！と素直に想ったため、メーカー立ち上げを決心しました。

2019年4月、かねてからの夢であった車中泊で日本一周釣り旅へ出発。その後、某感染症により強制中断、現在に至ります。

何度か諦めてプライベートで日本一周しようかとも考えましたが、自身のチャンネルは釣り旅の世界観を発信することがモチベーションの根源になっています。

もう一度、日本一周釣り旅を通して素晴らしい日本の環境を発信したうえで、さらに羽を伸ばして海外釣行や1週間サバイバル生活など、新たな挑戦もしてみたい。

生々しい話で恐縮ですが、活動の幅を広げるには現状の予算では圧倒的に足りないため、新たな予算を得るために立ち上げたという側面もあります。

現在、日本の釣り業界を取り巻く環境は深刻です。釣り人の増加によるゴミのポイ捨て問題、根掛かりの水中ゴミ問題、立ち入り禁止問題etc...

自身の故郷である関西では立ち入り禁止場所が激増し、小学生の頃釣りをしていた場所が次々に閉鎖されています。

またこの問題に対して、行政も釣りメーカーも有効な施策を打てていない、というより立場的に打ちづらい現状があります。

個人の釣りYouTuberにできることは限られますが、少しでもこの問題に風穴を開けるような活動がしたい。

そこで、まずは自身が住んでいる五島列島を舞台に「五島エギングカップ」というイベントを島の人たちと2年連続で開催しました。

五島エギングカップはただの釣り大会ではなく、マナーの普及や海中釣りゴミの回収に焦点を当てたイベントになります。

そして2024年、活動の幅を広げて地元関西でもこのようなイベントを行うことを目標としています。

さらに全国規模でイベントないし取り組みを行うことが最終目標ですが、正直いって予算も、人員も、業界での影響力も何もかも足りません。

ただ釣りYouTuberとして活動しているだけでは、できる取り組みも個人レベルに限られます。

メーカーを立ち上げたのは、一個人の枠を超えて業界の問題にアプローチするためでもあります。

新しく釣りメーカーを立ち上げたことで、今後は釣りメーカー兼釣りYouTuberとして活動することになります。

もちろん、釣りYouTuberとしての活動に割ける時間はやや減ってしまうかもしれませんが、その分一気に活動の幅を広げて自由に撮影することができます。

また、ただ釣りの動画を撮影するだけでなく、環境負荷低減や釣り業界の問題を少しでも解決できるような取り込みも行ってまいります。

ぜひ、今後も応援いただけますと幸いです。