








WILD SEEKER 453H-S (ワイルドシーカー453H-S)
SHORE BASEから初のブッコミスピニング用ロッド「WILDSEEKER 453H-S」が登場!初構想から3年以上の時を経て、ついにリリース。
大物釣りにおいて特別優秀な石鯛竿をベースにスピニング仕様とし、穂先・継ぎ数・長さ・カーボン含有比率など全ての要素をブッコミ釣りに最適化。
テストではトカラ列島でのナポレオンフィッシュ(90cm・12.8kg)を始め、様々な大型魚をキャッチ。理想の竿がここに完成しました。
1.限界まで大物と対峙可能なパワーセッティング

「スタンディングで様々な大物を相手にするにあたり、特別優秀な並継石鯛竿。この石鯛竿をベースにスピニング仕様に改造すれば、最強の竿が作れるのでは?」
約3年ほど前にこの構想を掲げ、複数のサンプルを制作。しかし理想的なテーパーデザインの竿を実現できませんでした。
その後も諦められず、サンプル制作とテストを繰り返した結果、初構想から約2年でベースとなるサンプルがついに完成。さらに精度を高め、製品化に成功しました。

WILDSEEKER 453H-Sに求めたのは、磯や堤防でのブッコミ釣りに最低限必要な遠投性能、1ヒロ半程度の長い仕掛けも快適に扱えること、そして人間が限界までロッドを曲げ切ることができる破断強度、パワー、粘り。
これらを高次元で両立させることを考えたとき、「3本継・並継ぎ・4.5mの長さ」という従来のスピニングブッコミ竿には全くなかったセッティングに辿り着きました。
タマン、シブダイなど従来のブッコミ釣りターゲットはもちろんのこと、GT・ヒラマサ・カンパチなど回遊魚類、スジアラ・クエなど強烈な底物にも対応。
サンプルテストでは、現在のスピニングとほぼ同一ブランクスを使用した両軸サンプルで13.5kgのクエをキャッチ(その後、さらに穂先部分を改良)。
スピニングブッコミロッドとして必要な汎用性を十分備えながら、時に限界までドラグを締めてやり取りできる万能かつ大物特化の竿が完成しました。
通常の並継ぎ磯竿では全く太刀打ちができない、離島での大物スルルーにも対応。※重量があるので、近海のスルルーにはおすすめしません。
2.活性の低い魚のアタリも弾きづらい柔軟な穂先

特にタマン・シブダイ狙いのブッコミ釣りで硬すぎる竿を使うと、食い渋った時にアタリはあるものの弾いてしまって掛からない、という事態が多発します。
ラインを張ってアタリを待つブッコミにおいて、穂先の柔軟さは時に釣果へ直結します。一方、極端に柔らかい穂先だと重量級のオモリや餌を背負えません。
穂先のアタリ方で外道かどうかを判別できる柔軟さを備えながら、激流の走る沖磯や離島遠征時に〜50号のオモリ+20cm程度のサバやイカまで背負えるよう、硬さを調整。
3.破断強度を限界まで高めたブランクス仕様

GTやタマンなど回遊魚類だけでなく、スジアラ・クエなど大型底物魚をスピニングロッドで狙うとなると、最も問題となるのはブランクスの破断強度です。
磯の形状によっては極力ドラグを出さずにやり取りする必要がありますが、従来の振り出し竿では構造的に破断強度の限界があります。
WILDSEEKER 453H-Sは中弾性肉厚カーボンに適度なグラスを加え、並継ぎ仕様とすることで破断強度を最大限まで高めつつ粘りのあるブランクスに仕上げました。
並継ぎ仕様の竿にグラスを加えると高重量化は避けられませんが、可能な範囲での軽量化も実施。600g台後半の重量に抑えました。
4.遠投性向上と太いラインも扱える多点大型ガイド仕様

スピニングロッドのブッコミで大物を狙うとなると、PE8号〜12号程度、リーダーにナイロン30号〜40号を数ヒロといったセッティングが一般的です。
これらのラインシステムを快適に扱うには大型ガイドが必要ですが、一方で並継ぎのロッドパワーを最大限活かすには多点ガイド&小口径化が避けられません。
そこで様々なガイドセッティングを試した結果、口径10mm〜40mmの多点ガイドとすることで遠投性を極力損なわず、ロッドパワーも活かし、快適に太いラインが扱えるように。

穂先付近は10mm口径の多点ガイドとすることで、最大限ロッドの柔軟さ・食い込み性能を活かしたセッティングにしています。

一方、ベリ〜バットは16mm〜20mmの高足小口径ガイド、バット部分には30mm〜40mmのオーシャンガイドを使用し、ロッドパワーを活かしつつ遠投性を損ないづらい仕様に。
遠投性は最重要視していないため、一般的な打ち込み用並継ぎ竿には劣ります。しかし2〜3ヒロ程度のショートリーダーであれば、100m程度の遠投も可能です。
多点ガイドながら糸抜けがいいため、スルルー釣りも快適に行えます。
5.大型魚とのファイトが楽になるグリップ・竿尻仕様

スピニングロッドで限界までロッドを曲げ込みたい場合、竿尻をギンバルにかけた上で、限界まで両手を伸ばしてグリップを掴むポジションが理想です。
大型魚とのやり取りでは滑りづらく、どの位置に手を置いてもしっかり竿を握れるよう、通常よりかなり長めの全長40cm螺旋状グリップを採用。

またリールシート位置も最低限の遠投性を叶えながら、ギンバル使用時に最もアングラー側がファイトしやすい長さに設定しました。

リールシートには、海外製大型スピニングリールまで装着可能な、富士工業DPS-22を装備。
※動画上ではアップロック仕様のサンプルを使用していましたが、最終版ではダウンロックに変更。

竿尻はギンバルファイト時に滑りづらく、コンパクトで取り回しの良い富士工業のBRC22.0Rを採用。
底物を狙う場合には不十分となるため、SHOREBASEではBRC22.0RにジャストマッチするEVAファイティングボトム(別売)を開発。
竿尻に取り付けることで、ギンバルを使用せずともスムーズにファイトポジションに移行でき、底物の強烈な突っ込みでも楽にファイトが可能になりました。
6.10ft・2ピースのルアーロッドと同一の仕舞寸法

長さ4.5mの3本継で仕舞寸法が160cmのため、10ft・2ピースのルアーロッドが入るロッドケース(内寸160cm以上)に一緒に収納することが可能。
磯へルアーロッドと一緒に持っていき、リールを取り変えるだけで様々なターゲットを狙うことができます。
製品概要
- 全長:4.5m
- 自重:673g(予定)
- 継数:3本継
- 仕舞寸法:159.2cm
- 先経/元経:2.6mm/24.5mm
- グリップ長/全長:43.5cm/103.5cm
- カーボン含有比率:92%
- 鉛負荷:20号〜50号+サバ
- ライン:PE~12号
- リーダー:ナイロン〜40号
- 価格:未定
- JAN:4595987532607
推奨リール
SHIMANO | ツインパワーSW、ステラSW |
DAIWA | BG、セルテートSW、ソルティガSW |
PENN | スラマーⅣ |
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