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【磯】クエ釣りに必要な装備品・小物一覧 | これだけ揃えれば大物釣りを始められます!

【磯】クエ釣りに必要な装備品・小物一覧 | これだけ揃えれば大物釣りを始められます!

2024/09/06 公開

これまでクエ釣りに関する釣り動画を多くアップしてきたヨネスケと申します。ありがたいことに、自身の動画を見てクエ釣りを始めたい!と言われる方が非常に多いです。

ただこの釣りは極めて特殊な釣りで、他の釣りでは全く使わないような道具を数多く揃える必要があります。全て合わせるとそれなりの金額になります。

どんな道具が必要ですか?とよく聞かれるのですが、多種多様すぎて一気に答えるのが難しい・・・というのが本音です。

 

△これで1泊2日の荷物。撮影機材もあるとはいえ、荷物が多い! 

 

そこで今回は、この記事を見ればクエ釣りに必要な装備品・小物類が全てわかるようチェックリストを作りました!ぜひ参考にしてください。

 

クエ釣りに必要な装備品の全一覧【チェックリスト】

それでは必要な装備品を紹介していきますが、数が多くて一気に紹介すると大変なことになるので、項目別に分けて紹介します。

 

竿・リール・仕掛けなどタックル類

道具名 必須度 摘要
クエ専用竿 ★★★ クエ専用竿MH〜HH
リール ★★★ 大型両軸リール
仕掛けセット ★★★ 仕掛けケースに全て収納
オモリ ★★★ 40号〜50号があればOK
捨て糸 ★★★ ナイロン10号〜20号
ロッドケース ★★★ 特に瀬渡しでは必須
竿先ライト ★★★ 夜釣りではアタリを取るために必須
アタリ感知鈴 ★★★ アタリを取るために必須
フライングギャフ ★★★ 必須のランディングツール
玉網の柄 ★★★ ある程度高価なものが無難

  

 

仕掛け、竿先ライト、鈴などは複数予備を持って行った方が無難。可能なら竿の予備もあると、万が一折られた時にも釣りを続行できます。

フライングギャフは大型クエを掛けても折れないよう、ステンレス製かつフライング用のロープもなるべく太いものを使用したほうがいいです。

ちなみに玉網の柄は安いものだとカーボン含有比率が低く、だるんだるんで取り込み時に激しく後悔します(笑)

カーボン99%のある程度いいものを購入したほうがいいです。自分は6mで大物用の「ダイワ MD ISO 玉の柄 BIGONE」を使ってました。

 

▼クエ釣り用のロッド・リール・仕掛けのおすすめについては下記で全て解説しています。

 

 

またオモリに関しては、環境に優しい鉄製「次世代型鉄オモリウェイロン」を開発したのでこちらを使っています。

クエ釣りに限らず、どうしてもブッコミ釣りは底に仕掛けを置く以上、場所によっては根掛かりが頻発します。

鉛オモリは毒性が強く、これまでずっと罪悪感を持ちながら使っていました。鉄は自然に無害かつ、最終的には自然に還るため環境に優しいです。

少しでもみなさんに使って欲しいと思い、利益を限界まで削って低価格を実現しました。40号〜50号なら鉛より安いことも多いのでぜひ!

 

 

 

板バネ・竿受け・アンカーボルト類

道具名 必須度 摘要
板バネ・竿受け ★★★ クエ竿を固定するために必要
イモネジ・固定ボルト ★★★ 板バネをアンカーに固定する際に使う
フランジナット ★★★ 通常のボルトと違い最悪板バネ回収可能
六角・モンキーレンチ ★★★ 確実に工具を締め込むために必要
ハンマードリルセット ★★☆ 既存のアンカーを使えば必須ではない
アンカーボルト ★★☆ 既存のアンカーを使えば必須ではない
ブロワー ★★☆ アンカー増設の際に必要

 

 

30kgオーバーのクエまで狙える、固定式釣法ならではの板バネ・竿受け。釣り場や魚種により使い分けます。

右から徐々に強くなっていき、カーボン製のMUGENカーボン板バネ、アラサススタンダード、アラサスBIGGAMEMONSTERです。

クエ専用タックルは手持ちで扱える重量ではないので、これがないと釣りになりません。

 

 

他、板バネや竿受けをアンカーボルトに固定するためのイモネジ、ナット、モンキーレンチなども用意する必要があります。

釣り場に設置されているアンカーはほぼ4種類で、インチネジのW3/8、W1/2か、ミリネジのM10、M12です。この4つを持っておけばほぼどこでも既存アンカーを使えます。

普通のナットではなくイモネジを使う理由は、万が一アンカーが回転して抜けなくなった際、板バネも外れなくなるからです。イモネジ+ナットならその事故を防げます。

 

 

また普段から多くの底物師が入っているポイントは既存のアンカーが使えますが、なかには全くなかったり、錆びたり朽ちて使えないことがあります。

そこで必要になるのがハンマードリルセットで、磯に穴を開けることは極力避けなければいけませんが、安全のためどうしても必要な際は使用します。

ハンマードリルはマキタ製を使用。W3/8、M10は14.5mmのドリルピット、W1/2、M12は18mmがあればOKです。

 

小物類・便利グッズ

道具名 必須度 摘要
ヘッドライト ★★★ 夜釣りではないと終わります
根掛かりカッター ★★★ 絶対に予備含めて必要
根掛かりカットリング ★★★ 手で引っ張って外れる場合に
カッター用タックル ★★★ カッターを使用するのに必要
アイボルト ★★★ 尻手ロープ、ストリンガー用
クエ用尻手ロープ ★★★ 極太ロープで自作する
クエ用ストリンガー ★★★ 極太ロープで自作する
撒き餌スコップ ★★★ 撒き餌を楽に撒ける
ハサミ ★★★ 撒き餌カットなどに
プライヤー ★★★ 長めだとウツボ外しも安全
サバ通し ★ ☆ ☆ あると便利なことも
エア抜き ★★ ☆ 少しでも長く活かすために
ロッドベルト ★★ ☆ 主に固着解除用
ワセリン ★★ ☆ 固着防止で継ぎ部分に塗る
瀬泊まり道具 ★ ☆ ☆ あると瀬泊まりが超快適に

 

 

重要なアイテムが多い小物類。まず夜釣りをするならヘッドライトが必須で、自分は予備用のバッテリーも持って行っています。

なるべく魚に警戒心を与えないため、高いですが赤色灯が使えるZEXUSのヘッドライトを使用しています。

 

 

クエ釣りでは人力では切れないラインを使用するため、根掛かりカッターが必須。

ニッチな製品なので入手困難ですが、「ディープシャーク」と「ダイワ ラインカッターリターン」が有名。最近、ガルツから「リターンカッター」も販売されました。

カッターを使用する際は別途竿が必要になります。自分は大抵ルアーロッドを一緒に持って行っているので、夜はカッター用の竿として使用しています。

根掛かりした際はまず根掛かりカット用のリングで引っ張り、どの方向から引っ張っても外れない場合にカッターを使用します。

 

 

またクエ用尻手ロープ、ストリンガーは石鯛釣り用の市販品では容易に破壊されてしまうので、太めのロープで自作する必要があります。

その他、撒き餌を撒くためのスコップ、竿の固着防止用のワセリン、万が一固着した際に外しやすいロッドベルトもあると便利。

 

 

また快適に瀬泊まりをするには、テント・寝袋などのキャンプ道具があると非常に快適に過ごせます。

夜通し釣りをする人には不要ですが、ガスコンロ・キャンプ用鉄板などがあると最高の磯BBQを楽しみながらクエ釣りができます(笑)

 

▼瀬泊まり用の野営道具一式をまとめて紹介しています。

瀬泊まりに必要な装備とは?必要な道具一覧とおすすめ便利グッズ【釣りキャンプ】

 

最後に:少しずつ道具を揃えていきましょう

クエ釣りに必須・あると便利な道具を全て紹介しましたが、これらを全て一気に揃えるのはめちゃくちゃ大変です。

もちろん最初から全てあると超快適に釣りを楽しめますが、絶対に必須の道具以外はなくてもとりあえずなんとかなります。

まずは竿・リール・仕掛け・根掛かりカッターなど必須の道具から集めていって、徐々に買い足していく形でも全く問題ないです。少しずつ揃えましょう!

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