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記事: ロックショアの基礎知識 | 大型青物を獲るためのタックル・ポイント選び・コツの試行錯誤した全て

ロックショアの基礎知識 | 大型青物を獲るためのタックル・ポイント選び・コツの試行錯誤した全て
ロックショア

ロックショアの基礎知識 | 大型青物を獲るためのタックル・ポイント選び・コツの試行錯誤した全て

5年ほど前にロックショアを始め、どうしてもヒラマサを釣りたくて五島・対馬・壱岐・隠岐など名だたる離島へ数年かけて4ヶ月間も遠征。

最初は1ヶ月間も丸々ボウズを食らうなど散々でしたが、その後五島列島へ移住。ポイントへ通いまくり、数十匹のヒラマサを獲ることに成功しました!

その後、さらに男女群島で規格外である21kgのヒレナガカンパチをキャッチ。何も知らなかった当時と比べると、かなり成長できたと思います。

 

△男女群島・上の赤瀬で獲った126cm・21cmのヒレナガカンパチ 

 

今回はこれまで5年間ヒラマサを釣るために人生を費やしてきた経験を元に、ロックショアの基本からタックル、ポイント選び、ノウハウまで全て解説しています。

 

ロックショア最大の魅力と釣れる魚種・最大サイズ

 

周囲が暗いうちに瀬渡し船へ乗り込み、期待を胸に待っていると目の前へ急に現れる、怪物が潜んでいそうな壮大な磯。

荒々しい波が打ちつける岩礁でバカデケェルアーをぶん投げ、水面を引いていると次の瞬間に飛び出す魚、唸るドラグ・・・。

ロックショアは様々な釣りがある中でも、まさにロマンの塊。遠征が前提だと滅多に釣行へ行けませんが、何度も遠方まで通ってしまう釣りなんです。

 

 

ターゲットは主に青物御三家と呼ばれる「ブリ・ヒラマサ・カンパチ」が最大のターゲット。他にシイラ、GT、キハダマグロなんかも入ってきます。

ブリは最大10kg超、ヒラマサは最大30kg超、カンパチに至っては50kgを超える魚で、獲れるかは別としてこのクラスが磯から掛かる釣り場もあります(笑)

足場の悪い磯からこれほどの大物を狙うので、時に命の危険が伴います。難易度も高いですが、血が沸騰するような体験が何度もできるので辞められません。

 

次に、これら巨大魚を磯から獲るために試行錯誤して見出したタックル・ラインシステム・その他小物について解説します!

 

ロックショアで大型青物をキャッチするためのタックル解説

10KG以上の大型青物を獲れる最強ロックショアタックル

 

ロックショアで使用するタックルは場所、狙う魚種、使用するルアーによって大きく変わります。

一つの判断ラインが「ヒラマサが出るの出ないのか」で、ブリメインの釣り場ではPE3号タックル、ヒラマサが出る場所ではPE4号〜6号タックルが使われます。

他にもGTメインや特大ヒラマサを狙う場合はPE8号〜10号クラスのタックルを使う人も。重量も増すので、タックルが大きくなればなるほど扱いが難しくなります。

 

それぞれあくまで目安ですが、各地域・魚種ごとの具体的なタックルシステムを解説します。

 

東北、北陸、関西などブリメインのタックルシステム

 

種類 号数・サイズ
ロッド 10ft ショアジギ用ロッド MH
リール SWスピニングリール 4000番〜6000番
ライン PE2号〜3号
リーダー ナイロン or フロロ 40lb〜50lb
ルアー 160mm前後のプラグ、60g前後のジグ

 

ヒラマサが出ず、ブリメインの釣り場ではPE2〜3号タックルが基本となります。ヒラマサと違って根に突っ込まないのでライト目でOK。

ただ堤防と違って磯の張り出しや海中の根があったりするので、細すぎはNGです。遠投性も考えてPE2号を使っている人が最も多いです。

SWリールの使用が初めてだと6000番でも重く感じるんですが、8000番以上になると一気に重くなるのでPE3号タックルで体を慣らしておくといいです。

 

五島など〜15kgまでのヒラマサ用タックルシステム

 

種類 号数・サイズ
ロッド 10ft ロックショア用ロッド H〜HH
リール SWスピニングリール 8000番〜14000番
ライン PE4号〜6号
リーダー ナイロン or フロロ 100b〜150lb
ルアー 180mm前後のプラグ、80g前後のジグ

 

五島など北部九州を中心に、15kg程度までのヒラマサが中心になる場所ではPE4〜6号タックルが基本中の基本になります。

最も使っている人が多いタックルシステムで、ジグタックルやプラグサイズを落とす場合はPE4号、プラグメインのタックルは5号〜6号が使われます。

竿とリール合わせて500gを超えてくるので、はじめは重く感じますがそのうち慣れて軽く感じるようになります(笑)

21kgのヒレナガカンパチを始め、今まで釣ったほとんどの魚はこのタックルで獲っています。

 

奄美群島、隠岐などGTや特大ヒラマサ狙いのタックルシステム

 

種類 号数・サイズ
ロッド 8〜10ft ロックショア用ロッド HH〜HHH
リール SWスピニングリール 18000番〜20000番
ライン PE8号〜10号
リーダー ナイロン or フロロ 180b〜200lb
ルアー 200mm以上のプラグ

 

常人はほぼ使うことはありませんが・・・奄美群島でのGT狙い、隠岐など20kg以上の特大ヒラマサが出る地域で使われるのがPE8号タックル。

特にロックショアGTは難易度が別格で、不安定な足場の荒磯で30kgオーバーの魚をキャッチするには相当なフィジカルが求められます。

ヒラマサをある程度釣ってきた自分もこの釣りだけは躊躇します。ただ、それだけロマンがあることは事実。やるなら相当特訓してから始めましょう。

 

これだけ揃えればOK。1軍ルアーボックスの中身

ルアー名 種類
Maria ラピード F190 高浮力系ダイペン
Maria ダックダイブF230 水平浮きポッパー
Maria ポップクイーン F200 大型ポッパー
Maria ボアーSS 195 大型ミノー
ジャンプライズ ララペン200 ダイビングペンシル
タックルハウス フィードポッパー 150 マイクロベイト用ポッパー
SHIMANO バブルディップ220F ダイビングポッパー
DUEL モンスターショット 125 マイクロベイト用に

 

PE6号のプラグタックルが中心で、ルアーケースを一つだけ持っていく場合は上記のルアーを基本的に持っていきます。

こういっては元も子もないですが、ぶっちゃけプラグはMariaのラピードとダックダイブさえ持っていけば大抵の状況はカバーできます。

事実、自分が過去釣ってきたヒラマサは大半がこの2種類で釣っています。他のルアーはこの2種で対応できない状況で使う形です。

 

 

プラグと並び重要なメタルジグですが、過去数年間ショアジギングをしてきた経験を踏まえて、新しいジグの開発をプロデュース。

満を持して「PREDGE クロスダガー」を新しく発売しました!こちらをメインに使用しています。

他にも、撃投ジグレベルや撃投ジグストライクなどが有名。場所によって、60g〜120g程度を用意すればOK。

 

 

クロスダガーはかなり自信作で開発に2年以上かけたので、ぜひ一度釣具屋さんで手に取ってみてほしいです。

※全国の釣具屋さんで2024年9月頃から発売予定

 

その他ロックショアで必要なバッグ、ライジャケ、磯靴、小物類一覧

道具名 必須度 摘要
ライフジャケット ★★★ 浮力体入りが絶対必須
磯靴 ★★★ ラジアルスパイクがおすすめ
磯用バックパック ★★☆ 地磯釣行には便利
磯用バッカン ★★☆ 沖磯ならこちら
ギャフ ★★★ 大型魚の取り込みに
サングラス ★★★ 日差しキツいので必須
帽子 ★★★ 日焼け防止と安全用に
グローブ ★★★ 大型魚とのやり取りに
ヘッドライト ★★☆ 暗いうちに入るなら
プライヤー ★★★ ルアー交換に必須
スプリットリング ★★★ ルアー交換に必須
替えスプール ★☆☆ 遠征なら絶対必須
ボビン ★★★ リーダー交換用
ライター ★☆☆ リーダー交換用

 

ロックショアで必要な装備品を全てまとめました!絶対に必須なのはまず、浮力体入りライフジャケット・磯靴など安全装備。

その他、ギャフやサングラス、険しい地形で釣りをすることが多いので安全面とやり取り等でグローブや帽子も必ず必要になります。

特に安全面と大型魚とのやり取り面に関わる装備は絶対に必要で、用意しないと必ず後悔するので真っ先に揃えることをおすすめします!

 

ロックショアで10kgオーバーの青物を仕留めるまでにやったこと全て

ポイント選び①:実績が全て。確実に釣るなら九州北部離島の沖磯

 

次に、ロックショアで大型のヒラマサを獲るために5年間やってきたことの全てを解説します。まず結論からいうと「迷ったら青物が濃い場所へ行け」

本当にヒラマサを釣りたいなら、迷わず魚影が濃い北部九州、長崎本土・五島・対馬へ行くべきです。色々やりましたが、これが一番時間を無駄にしないです。

結局場所かよ!と言われそうですが、はい、場所です(笑)地元の関西で数年間釣りをしていた時はブリサイズを1匹しか釣れませんでしたが、五島にいる今ではブリなら死ぬほど釣りまくっています。

 

△春の五島2泊3日でも丸ボウズを喰らいました(笑) 

 

もちろん、魚影が薄い場所での1匹は比較にならないぐらい価値があります。簡単に釣れない魚を追い求めた経験は決して無駄になりません。

ただ残念な現実として、魚がいない水溜まりでいくらルアーを投げても釣れないんですよね・・・。もし本気で釣りたいと思っているなら遠征に行ったほうがいい。

ただ北部九州といえどもタイミングが合わなければ釣れません。自分だけではなく、過去何人も五島でボウズを食らった人を見ています。

「よっしゃ!五島へ遠征行ったら100%釣れるわ!」と鼻息荒くしていた多くの人が痛い目を見てますので、その点だけはお忘れなく・・・。

※時期とタイミングを間違えなければ釣れます

 

ポイント選び②:基本は当て潮側。ベイトや海中の根を意識

 

青物に限らず、魚は基本的に「潮が流れてくる方向を向いている」「潮が当たる場所へ小魚(餌)を追い詰めて捕食する」という性質があります。

ダイビングで海中の魚を観察するとわかるんですが、基本全ての魚が潮が流れてくる方向を向いています。効率よく捕食対象の餌を探せるからです。

さらに大型魚は小魚と違って、海中で小回りが効きません。何も障害物がない大海原で捕食行動を行うには効率が悪いので、海流や障害物を利用して捕食します。

 

 

そのため、大抵青物がヒットするポイントは潮が当たる当て潮側の瀬、海中に根がある場合は根の当て潮側で食うことが多いです。

他にも、潮流が早いポイントは潮が切れている壁の部分(小魚を追い詰められる)や、回収間際の瀬際で食うことが非常に多い!

潮が流れていても、瀬や根がない場所でのバイトは経験上少なかったです。反応がある場所は何かしら変化があるので、この「変化」を意識すると釣果が伸びます。

 

時期・季節:春より圧倒的に夏・秋がおすすめです

時期 ベイト 傾向
マイクロベイト 大型が回遊、出るが食わないことが多い
ダツ・シイラ・トビウオなど 痩せ型が多い、引きが強い
ダツ、イワシ、カマスなど 全てにおいて最高
カマスなど 個体数は少ないが超大型が出ることも

 

次に季節ですが、大前提として地域によって全く傾向が異なります。全国で水温もベイトも何もかも異なるので、当たり前っちゃ当たり前ですね。

その中で五島など北部九州を基準にしますが、もしロックショアを始めるなら圧倒的に秋がおすすめ。次点で夏です。

夏・秋いずれも個体数が多く、食っているベイト(小魚)が大きいので大型プラグでもガンガン食ってきます。最も簡単にヒラマサが釣れる時期ですね。

 

 

一方春は春マサなどと呼ばれるコンディションの良い個体が釣れるので、遠征者が非常に多くなりますが、圧倒的にボウズ回数も多いのが春です。

まずシーズン最初の時期なので、始まるタイミングが水温・天候によって大きく変わります。いつ始まるか読めません。

なおかつ、ベイトがマイクロベイト中心になるのでルアーを引いても見切られたり、反応はあっても針まで全く食ってこなかったりします。

 

△五島で釣り上げた初ヒラマサ 

 

今でこそある程度対処法を身につけましたが、当時は全く攻略法がわからず、五島で丸1ヶ月間もボウズを喰らいました・・・。

魚はいるし、トップルアーへ何発も出るんですが、全く乗らない。手を変え品を変え当時できるあらゆる手段を試しましたが、一度も針掛かりすることなく終了。

その後、再度秋へ遠征へ行った際に地元の方にポイントを教えてもらい、自分なりに試行錯誤してあっさりと初ヒラマサを手にしました。

 

時間帯の影響:朝マズメ・夕マズメは釣れるのか?

 

次に時間帯について。青物といえば朝マズメ・夕マズメがいいというイメージがありますが、こと五島でいうとほぼ関係ないのでは?と思っています。

暗いうちから磯へ入ったが朝マズメに反応がなく、日中に潮の動くタイミングでヒラマサが連発!という経験が何十回とあります。

潮の緩い堤防なんかでは朝マズメしか釣れない場所もありますが、潮通しがいい磯ではマズメどうこうではなく、潮流が全てだと思っています。

 

潮の影響:潮止まりこそ最大のチャンス

△潮止まりで昼寝している場合ではない(笑)

 

他魚種も全てそうですが、特に青物は明確に潮の動きに応じて釣果が出ます。潮が完全に止まると、経験上単体で回っているヤズ以外は反応がなくなります。

常に湧昇流が発生するほどゴウゴウと潮が流れている時も良いんですが、いつ群れが回ってくるか魚やベイト次第の運ゲーになります。

しかし!潮が動き出す瞬間は明確に活性が上がって回遊するタイミングであり、高確率で反応が出ます。このタイミングに投げないと来た意味がないレベルです。

 

 

ただ厄介なのが、潮が動き出す瞬間というのは海面を見ているだけではわからないことも多く、海面下でゆっくり動き出していることが多々あります。

大抵こういう時はいい反応が出るんですが、目に見えてわかりづらい上、潮通しが良い場所ほど一気に潮が動き出すので気を抜くとタイミングを逃します。

潮止まりだからといって休むのではなく、潮止まりの少し後から構えておき、ダラダラでもいいので投げ続けると「ドカーン!」と反応が出ることが多かったです。

 

自分の経験では、潮の止まりがけより動き出しのほうが圧倒的に釣果が多かったです。

でも実際には、潮が止まったからといって昼寝したり昼食取ったりして、何度もチャンスを逃してます・・・(笑)

 

潮汐の影響:大潮のほうが釣れるのか?小潮は釣れない?

△自分のホームは大潮では潮が流れない

 

青物で最も重要な潮について、もう一つ。こちらも良く言われる話として、青物は大潮じゃないと釣れない!というものがあります。

数年間五島でヒラマサを狙い続けた結論として、どの潮がいいか?どの潮が最も動くのか?は完全にポイント次第であり、場所による!としか言いようがありません。

例えば自分のホームの一つは大潮だと沖に潮が引っ張られて動かず、小潮も緩すぎてダメ。その代わり大潮前の中潮始まったぐらいが最も動きが良く、釣果も一番いいという場所があります。

 

場所や地形によって、どの潮が最も動くのか?上げ下げでも動きが変わるので、目の前の立ち位置は上げで動くのか?下げで動くのか?まで重要になります。

ようはポイントごとに潮の影響なんて全く変わるので、同じポイントへ通い続けるか、あとは潮が動いてくれるよう祈りしかない、ってことです(笑)

同じ場所へ何度も通えば、潮の動き始めるタイミングを読んで1〜2時間だけ釣りして、ヒラマサを何本かぶら下げて帰ってくるなんてことも可能になります。 

※潮通しのいいポイントほどタイドグラフ通りには動かないため、予測と外れることも多いです。

 

本命を釣るためのヒント:ありえない場所で10KG以上のヒラマサが釣れている

現在は五島列島在住ですが、普段から魚影が濃い場所だからこそ、日々得られる情報量は魚影が薄い場所と比べて段違いに多いです。

五島で日々暮らしながら、こんな話を地元の人から聞きました。

 

 

例えば一般的に青物はイラストのように、岬の先端で釣りをすることが多いと思います。自分もそうで、やはり潮通しが良い場所で釣りをしたいもの。

もちろんこの場所が一番高確率で釣果が上がるんですが、実は1月〜2月の真冬になると一般的なセオリーからかけ離れた動きを見せます。

 

 

青物釣り師なら、普通こんな湾奥で釣りしようとは思わないはず。が、離島在住者が毎日通勤で車を走らせていると、なんと港内で毎日ボイルが起こっているらしい。

休日、試しにルアーを投げてみると・・・ライトゲームかエギングしかしなさそうなポイントで、なんと12〜20kg程度のヒラマサが港内で釣れたそうです!

実際に自分が体験したわけではありませんが、ここまで極端な湾奥でなく、ワンドになっている場所では似たような経験があります。

 

毎年水温が下がるとカマスが港内に入ってきて、それを追って一見するとこんな場所に青物いるのか?という場所まで侵入してきます。

しかも真冬なので、おそらく体力のある大型がメインで入ってきているのだと思います。毎年湾奥で釣果を聞きますが、軒並みサイズがでかいです。

もちろん遠征者では運良く現場に遭遇しない限り、なかなか一発目からここまでわかる人はほぼいないと思います。

 

ただ日々ポイントに通うなかで、自分自身足を使ってランガンし、色々な人に情報を聞いて突き詰めていくと本当に釣れる場所がわかったりします。

まずは半分運ゲーの沖磯へ行くのが無難ですが、こういう場所の探し方もあるよ、ということでした。

 

最後に:ロックショアは人生を費やす価値のある釣り<

 

ということで、今回はロックショアの魅力と5年間ヒラマサを追い求めた経験を全て濃縮して書いてみました。

途中で述べたとおり、こんなに脳の血管が沸騰する感覚を覚える釣りは他にないです・・・!

何度もルアーを投げているとランナーズハイならぬ「アングラーズハイ」になる瞬間が訪れますが、あれほど没頭している感覚というのは人生でそう味わえないと思います。

 

自分自身はヒラマサやクエを追って五島列島という釣りの聖地に移住してしまいましたし、人生を費やす価値がこの釣りにはあります。

決して簡単ではないし、時に命の危険を覚えることもありますが、ロックショアは体が元気な時しかできないので始めるなら今です。

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