コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

【最強】ブッコミ釣り(打ち込み釣り)でおすすめのロッドは?竿の選び方と各特徴を徹底解説

【最強】ブッコミ釣り(打ち込み釣り)でおすすめのロッドは?竿の選び方と各特徴を徹底解説

2024/09/07 公開

 

これまで日本一周釣り旅を通して、ロウニンアジやタマン、ヒレナガカンパチ、クエをはじめ様々な大物を釣ってきました。

釣りのYouTubeで日々ブッコミ釣りを動画をアップするなかで、「どんなロッドがおすすめですか?」というメッセージが多く届きます。

最近はブッコミ釣り専用ロッドも増えている一方、対象魚や場所によって選ぶべき竿が変わるため、悩んでいる方が多いのだと思います。

 

 

今回は実際に様々なブッコミ釣り専用ロッドを使ってきた経験を踏まえて、本当におすすめできるロッドと各特徴について徹底解説していきます!

 

【スピニング】ブッコミ釣り専用で本当におすすめできるロッド解説

DAIWA バトルゲーム BKG

 

ダイワから新しく発売された、BKG(ブッコミゲーム)専用シリーズ。自分自身も動画で紹介しましたが、一気に広まって使用者も多い竿です。

沖縄専用のガーラモンスターを全国向けにチューニングしたモデルで、4.8mと使いやすい長さになっているのと、魚種に合わせて硬さも4種類用意されています。

価格もそれほど高くないので、ブッコミ釣り入門に一番向いているモデルだと思います。唯一残念なのは、デザインがダサい点でしょうか・・・w

 

△グリップに滑り止めがないと大物とのやり取りがキツイ 

 

汎用性、コスパと全てにおいて優れていますが、デメリットは大物向けの竿に関わらずグリップに滑り止めがないのと、ガイド回転防止機能もありません。

まずグリップの滑り止めはめちゃくちゃ重要で、10kg以上の大物を掛けると力を入れられずファイトがキツくなります。収縮チューブなどで保護することをおすすめします。

また50号程度のオモリを遠投する際、ガイド回転防止機能がないと先端付近のガイドが回ってトラブルの危険があるほか、竿先が折れる危険性もあります。

 

 

ただ今回紹介するロッドの中で最も入門に向いているモデルであることは間違いないので、迷ったらBKGを買っておけばとりあえず問題ないです。

 

 

DAIWA ガーラモンスター・タマンモンスター

△タマンモンスター8号で28kgのGTを捕獲!

 

元祖最強ブッコミ釣りロッドで、これまでガーラモンスター、タマンモンスター両方で25kg〜28kg程度のGTを始め様々な魚を釣ってきました。

比較的価格が安いにも関わらず、20kg以上の魚を掛けて思いっきり曲げても簡単には折れないブランクスが非常に優秀です。

沖縄専用モデルとして沖縄の店頭でしか基本出回っていないので、全国向けモデルのBKGのほうが手に入りやすいです。

 

△熱収縮チューブでグリップ部分に滑り止め加工 

 

デメリットはBKGと同様、グリップの滑り止めがないのとガイドの回転防止機能がない点。

ちなみにこれらの問題を全て解決した、「ガーラモンスターEX」「タマンモンスターEX」という上位モデルも発売されています。

こちらも沖縄専用モデルなので、ネットでの入手はやや難しいです。また上位モデルなので価格が上がっています。

 

 

SHIMANO ボトムキング

 

どちらかというと不人気の部類に入るボトムキング。自分も所持していますが、全体的にタマンモンスターより柔らめな印象。

ただ人気がないだけで実は非常に優秀な竿で、BKGと同価格帯に関わらずグリップの滑り止め、ガイド回転防止機能が付いています。

ではなぜあまり使われていないのか?というと、単純に印象の問題だと思いますw ブッコミ釣りロッドといえば、ガーラモンスターの印象が強すぎるんですよね。

単純に不人気なのが売れていない原因だと思いますが、ネットでも安くで手に入りやすいのでSHIMANO派な方はこちらを買うといいかもしれません。

 

 

がまかつ 沖縄スペシャル

 

沖縄地域で大物特化なベテランがよく使っている沖縄スペシャル。がまかつのブランクスは粘りが凄いので、GT専門の人がこぞって使っているのだと思います。

ただ他のブッコミ竿に比べると高価なのと、新モデルとして「沖縄スペシャル アルティメイト」が発売されましたが、なんと価格は12万超え。

入手難易度がやや高く、入門向けではありませんがGT特化で狙いたい人はどうぞ。魚を取るだけならBKGやボトムキングで十分です。

 

 

オルルド釣具 スーパーゴリルド

 

ブッコミ釣りで入門用の竿をネットで探しているとまず目に入るロッド。1万5千円〜2万円程度と、手が届きやすい価格で販売されています。

ただこの竿、結論からいうとブッコミ(打ち込み)ロッドではなく投げ釣り竿の部類に入るので、本当の意味で大物釣りに向いたモデルではありません。

投げ竿は設計全てにおいて遠投することを最重要視しているため、竿全体が硬すぎてアタリを弾くのと、グリップが長すぎて大物とやり取りするのは相当キツイです。

この竿が活躍するのは通常の投げ竿と同様、とにかく仕掛けを遠投して少しでも沖にいる魚を仕留めたい場合です。

投げ竿なら間違いなく今まで紹介した竿より遠投はできるので、その意味で購入するのはありだと思います。

 

 

SHOREBASE WILDSEEKER453H-S


これまで20kg〜30kg弱クラスの魚をスピニングタックルで複数取ってきた経験を踏まえ、大物に特化したブッコミロッド「WILDSEEKER453H-S」を自身で開発しました!

"パワーショート3本並継ぎスピニング"という全く新しいコンセプトで、これまで紹介した竿より汎用性は低いものの、大型魚を取ることを最優先で作り込んだロッドです。

30kg超のGTなど超大型回遊魚類はもちろん、大物に特化したブランクスで15kg程度までのクエ、カンパチなど根に突っ込む魚にも対応します。

 

 

大物とのファイトに極限まで特化している分、一般的な振り出し竿と比べると携帯性、軽量性、遠投性を犠牲にしているので、万人におすすめできる竿ではありません。

ただ、不意に弩級の魚がヒットする可能性があるのがブッコミ釣りの面白い点。これらの魚を1%でも取る確率を高めたいなら、ぜひおすすめしたい竿です。

 

▶︎WILDSEEKER453H-Sの商品ページはこちら

 

ブッコミ釣り用ロッドの特徴と選び方について

繊細なアタリを取れて食い込みもいい柔軟な穂先

 

ブッコミ釣りで釣果をあげるために重要な要素の一つが、「竿先の食い込みの良さ」。小さいアタリでも弾かず食い込みか?がめっっっちゃくちゃ重要。

例えば過去、穂先が硬い竿をブッコミで使ったところアタリを弾きまくり、竿は曲がるんだけど針には掛からない・・・という事態が頻発しました。

活性が高ければ穂先が硬くとも食い込みますが、あまり餌を食わない状況だとアタリを弾いてしまい、数少ないチャンスを逃してしまいます。

 

△投げ釣りスタイルでドラグを緩めたところ、ほぼ針掛かりせず・・・ 

 

「ではドラグを緩めればいいのではないか?」と思いますが、糸を送り込むと硬い口に掛からず、掛かりどころがよくないとすっぽ抜けるんですよね・・・。

30号以上のオモリと餌をぶら下げても竿先が垂れすぎず、なおかつ食い込みの良さを備えているのがブッコミ釣り用としては最高の竿です。

※潮が早い離島などでは、50号以上のオモリと大きな餌をつける必要があるので柔らかすぎる竿はNGな場所もあります。

 

10KG〜30KGオーバーの大物もやり取り可能なパワー

 

ブッコミ釣りは時に思わぬ大物が掛かるのが一番面白いポイントですが、不意の一発大物が掛かってもしっかり取れるパワーも当然重要。

基本的にブッコミ釣り用として販売されている竿から10kgオーバーまでの魚は取れます。ただGTなど30kg以上となると、それなりの竿が必要です。

ブッコミ釣り用の竿だと、GTモデルなど大物専用モデルもあるのでそれらを選べば基本的には問題ないです。

 

 

ネットで調べると1万円前後のタマン竿もありますが、これらの竿で超大物を掛けると高確率で折れます。知り合いだけで数本折れた人を見ました(笑)

タマンなど5kgぐらいまでの魚なら全く問題ありませんが、10kg以上の魚を確実に狙うなら3万円以上のブッコミ竿を買うと後悔しづらいです。

 

投げ釣り用の竿とブッコミ釣り用竿の違いとは?

△ブッコミ竿と投げ竿ではリールシート位置が全く異なる

 

オルルド釣具の箇所でも解説しましたが、投げ釣り竿とブッコミ釣り用の竿は根本から設計思想が違います。

例えば投げ竿は遠投することを最大の目的として作られているので、まず穂先がめちゃくちゃ硬いです。硬くて反発力が高いほうが遠投できるからです。

またリールシートから竿尻までが非常に長く、遠投はしやすいですが大物を掛けると股に挟む形になり、股間が死にます(笑)

 

 △投げ竿だと竿尻が股下にくるが、大物とのやり取りはキツイ

 

一方、ブッコミ釣り専用ロッドは前述したとおり遠投性能ではなく置き竿で魚を釣ることを主軸にしているので、穂先の食い込み性能は抜群です。

またリールシートから竿尻の長さも大物とのやり取りを前提に考えられていて、投げ竿よりはやり取りしやすくなっています。

投げ竿も大遠投が可能などメリットはありますが、最初から10kg以上の魚を狙っていく場合はブッコミ釣り専用ロッドでないと厳しいです。

 

一般的なブッコミロッドと対大物専用ブッコミロッドの違い

 

参考までに・・・自身で開発したWILDSEEKER453H-Sの場合だと、さらに大型魚とのファイトに特化しています。

最大限ギンバルファイトしやすいリールシート長、両手を限界まで伸ばした状態でも余裕で掴める螺旋状グリップ、食い込みが良くオモリ50号まで背負える適度に柔らかい穂先 etc...

これも全て大型魚を多数釣った経験から落とし込んだものですが、その分遠投性や携帯性が犠牲になっているので、自分が釣りをする状況で選ぶのが最もおすすめ。

 

最後に:とりあえず手持ちのルアーロッドでもOK

ということで、今回はブッコミ釣りにおすすめのロッドと選び方について解説しましたが、基本的にやってみるだけなら手持ちの竿でOKです。

例えばMH以上のシーバスロッドやショアジギングロッド、PE3号以上あれば5kg程度のクエなら取れます。

まずはルアータックルで始めてみて、色々と不足が見つかったら専用ロッドを買ってみるとかでも全然OKです。

手軽にできることがブッコミ釣りの魅力の一つなので、とりあえず仕掛けと餌を買ってチャレンジしてみてください!

ブログ一覧に戻る
RuffRuff App RuffRuff Apps by Tsun

WILDSEEKER 453HH (ワイルドシーカー453HH)

磯から15kg以上の大型クエをフルスタンディングで獲るためのロッド。全国の磯・堤防で大型クエを釣り上げた経験をもとに、3年以上の歳月をかけ最強のフルスタンディング両軸ロッドを作りました。

詳細はこちら

WILDSEEKER 453H-S (ワイルドシーカー453H-S)

あらゆる弩級クラスの大物をブッコミ釣りで獲るために開発した、パワーショート3本並継ぎスピニングロッド。タマン・シブダイなど一般的なブッコミターゲットから、50kgクラスのGT、15kgクラスのクエ、カンパチなど夢の大物にも対応。

詳細はこちら
いつでもLINEでご連絡ください!